【新人アニメーター寮】向け 不動産物件募集

アニメーター支援機構では、低賃金の新人アニメーターが格安で住める寮の複数開設を目指して、
不動産物件を「無償」または「格安」で提供してくださる方を募集します。
ビル、アパート、戸建等、物件の形態は問いません。
エリアは、東京都 杉並区、練馬区、武蔵野市近辺。上井草、井荻を中心とした数キロ圏内の、
中央線、西武新宿線、西武池袋線沿線地域
です。※下記地図エリア。

地図
上記の地域は、全国でも1、2を争うアニメ制作会社の密集地帯です。
この地域に、新人アニメーターが低家賃で住める寮の開設を計画しています。

【新人アニメーター寮】向け 不動産物件募集にいたる経緯。

一昨年(2011年)10月に、UR都市再生機構から「ひばりが丘団地の建てかえにともない、
団地1棟を新人アニメーター向けの寮として使わないか?」という提案がありました。
1階部分を、カフェなど一般の方との交流スペースにして、40名以上の新人アニメーターが住む事が出来る、という素晴らしいお話だったのですが、入居までの準備期間が短かった事と、低家賃にするために、NPOで負担する費用が莫大だったため、残念ながらまとめる事が出来ませんでした。(設立1年目のNPOには少し規模が大き過ぎる話でした…。)
ただ、このようなお話があった、という事は、同じような話はきっとまたあるのでは?と思い、今回の「不動産物件の募集」という運びとなりました。
「団地1棟」は理想ですが、そこまで規模が大きくなくても、1戸建の家やアパートなどで、数名が暮らせる規模からでも始めて行こうと考えています。
※2014年3月からは、阿佐ヶ谷にプロトタイプ1号寮の開設が決定しました!
今後は、寮の規模を大きくしたり、複数の寮を開設したいと考えております。
ただ、アニメーター支援機構の活動だけでは限界があるので、寮の規模を拡大して行くためには、国、地方自治体、企業、個人の方のご協力が必須となります。
※特に寮として使える物件を提供してくださる方は、継続的に募集しています。
ご協力お願いいたします。

【新人アニメーター寮】を開設する意義。

アニメーションは、資源の無い日本で、原料を輸入しなくても輸出できる産業であり、
世界に通用するコンテンツです。
また、人の心を和ませ、心に訴えかける表現手段として発展して来ました。
しかし、実際の制作に携わっている人は、厳しい環境下にあります。
例えば、20代のアニメーターの平均月収は「9万円」。
また、長時間労働のため、アルバイトも出来ません。
この事は、大きな問題であると思います。
低家賃で住める寮を開設する事により、
新人アニメーターの生活環境を少しでも改善出来ればと思っています。
不動産物件を「無償」または「格安」で提供してくださる方、是非ご連絡ください。

お問い合わせ

お問い合わせは、下記メールアドレスまで。

animator@otoiawase.jp

【新人アニメーター寮の管理/運営・入居者の募集】

【NPO法人アニメーター支援機構】
新人アニメーター寮の管理/運営は、アニメーター支援機構が行います。
また、入居者の募集と選考も、アニメーター支援機構が行います。
※入居希望者の中から「新人アニメーター大賞」同様、技術面の選考と面接を行って入居者を決定します。