【「しらんぷり」を作ったアニメーターたち展】応援メッセージ

落合みさこ(cool japan mag!編集長)

"しらんぷり" このアニメは絵本を題材にしたアニメということもあり映像の動きがすごくおもしろい!
映像としてすごく新鮮で・・・
そして内容が今の社会問題にもすごく通ずるものがあると私は感じました。
映像と内容と世界観のシンクロに感動する作品です。
アニメでは見れなかった世界観がこの展示会で見れると思うとすごく楽しみです!!
"しらんぷり"ぜひ多くの方に感じてほしいです!!

本郷みつる(アニメーション監督)

『しらんぷりできない、しらんぷり』
どうも、アニメの演出をやっている本郷です。
この「しらんぷり」と言う作品は文化庁平成 23年度若手アニメーター等人材育成事業 として作られた4作品の内の1本です。
実は前年の同じ事業で自分も「キズナ一撃」を 作り、縁あって2年目は審査員として作品 を選定する側になりました。
この企画を選んだ方としては、どんな作品になるだろう? と言う期待と、大変な作業になるだろうなぁ~、と言う予感はありました。
完成まで約8ヶ月が過ぎ、完成した「しらんぷり」を観た時に、久々に自分がプロになる前に色んな種類のアニメを見て夢中になった『気分』を思い出しました。
個人作家ならやり易い手法ですが、ふだん普通のTVアニメを作っているスタッフがこの作品を作った意義は大きいと思います。
「絵が動いて、物語を表現する」アニメならではの表現に溢れた直球勝負の作品になったのは今作を鑑賞された方なら異論がないかと思います。
関わったスタッフ全員に「お疲れ様~、『しらんぷり』良かったよっ!!」と言いたくなりました。
その後、人見知りな私には珍しく、この作品の作画監督、浅野氏に自分から接近し、酒席を設け、大変だった仕事の話を聞いたりしたのは、純粋に「しらんぷり」ファンになったからで、決して次の自分の監督作へのアニメーター集めとは何の関係もない事をここに記しておきます(笑)

森田宏幸(アニメーション監督)

浅野直之を中心に、いじめをモチーフに描かれた「しらんぷり」の作画には、業界中が泣き、驚いた。
大胆な絵に的確なタイミング。若手にたがわず老獪な仕事である。
生の原画を見られるこの機会にその秘密を探ろう。そしてもう一度泣くが良い!

湯浅政明(アニメーション監督)

テレビでメイキング見かけたら、原画の方が更にいーんじゃねーの?と思った
本編も良かったけど、原画のほうが繊細で更に良いかも